はり重のこだわり

黒毛和牛の雌

黒毛和牛の雌

 

はり重は創業当時より、産地にこだわらない独自の目利きにより牛肉を仕入れております。今では『はり重のお肉』はおいしい、安心のお肉だとたくさんのお客さまにご理解、ご好評いただいております。

そのいちばんのこだわりは黒毛和牛の雌牛しか使わないということ。“国産牛”と“和牛”は混同しやすいのですが全くの別物で、“国産牛”は国内で肥育された牛全てを指し、乳牛であるホルスタイン種や、和牛とほかの種のハーフである交雑種も含みます。それに対し“和牛”というのは日本が誇る牛の4品種のみを指し、その中でも黒毛和牛は、長年かけて食肉に最も適した肉牛として作られた品種のことで、きめ細かいサシ(霜降り)、とろける柔らかさ、自然な甘さなど、世界に誇る日本固有の品種です。

はり重はその黒毛和牛の中でも雌牛に限定して、お料理、精肉をご提供しております。去勢牛に比べサシ入りの派手さはありませんが、肉のきめが細かく、脂の融点が低い雌牛は、口の中でとろける感触やお肉の旨みを味わえる最高のお肉だと考えます。

創業当時より変わらない、こだわり続ける黒毛和牛の雌のお肉を是非ご賞味ください。

 

変わらぬ味

 

1919年に創業したはり重は、たくさんのお客さまに長年ご愛顧いただいております。3世代にわたってご来店いただいているお客さまも少なくありません。
どの世代のお客さまにも長きにわたり喜んでいただけているのは、おいしいお肉を使っていることはもちろん、伝統の割り下やデミグラスソースなど、『はり重の味』を変わらず守り続けているからだと考えております。

小さいころ親御様に連れてきてもらい好きだった味を、大人になってからお子様と楽しんでいただいたり、小さいころご家庭でお召し上がりいただいていたはり重の精肉を、結婚後にネットショップで取り寄せられご家族でご賞味いただいたり、というお話を伺うと、本当に嬉しく思います。

はり重伝統の味を今後ともよろしくお願いいたします。

 

サービス、立地

 

はり重はミナミの中心地にありながらも、周りとは一線を画した純和風の建物。
中はミナミの喧騒を忘れ、別世界のように感じられる方もいらっしゃいます。

階上の日本料理では、着物を着た熟練の仲居がすき焼き、しゃぶしゃぶなどをはじめに調理させていただき、その後はお客さまのペースでゆっくりお食事を楽しんでいただけます。
グリルでは今は数少なくなった蝶ネクタイのホールスタッフが給仕させていただき、レトロな空間の中でゆったりとしたお時間を過ごしいただけます。
精肉店では一頭買いした和牛を加工する職人が多数おり、お客さまのご要望にお応えし、様々な部位、用途のお肉を扱っております。

大宝寺店、百貨店店舗も含め、それぞれの特徴を持った各店舗を、どうぞご利用くださいませ。